20090309

今日はやや遅く起き、昨日までの洗濯物等を出して午前中は部屋の中。
昼から大学へ行き、読書会。今日でようやくロラン・バルト『小説の準備』を読了。
2006年3月から読み始めて3年かかって終了。僕が参加したのは、2007年の春からでしたが。
しかし、難しかったです。今度からはBernadette Bricout、Le regard d'Orphée les Mythes littéraires de l'occidentベルナデット・ブリクー『オルフェウスの視線 西洋の文学的神話』を読みます。まだどんな話か一切わからないんですが。

帰宅して、フランスのニュースを聴いたり、読んだり。
いつも聴いているRadio france internationale(ラジオフランスアンテルナスィオナル)は、フランスのニュースに加え、国際情勢、特にアフリカのことを記事にしたり放送しているんですが、今日は、ホームページに麻生総理の顔写真とともに、日本の輸出が歴史的下落したという見出しがあり、読んでみると日本の厳しい経済事情、株価の下落が書かれており、最後に今の政治のことにもすこしだけ触れられていて読んでいると、日本は政治が麻痺していると書かれていたんですが、その中で最も注意をひいたのは、日本の状況なんかではなく、「La bureaucratie, vrai pouvoir au japon」という表現でした。だいたい「官僚、日本の真の権力をもつ者」と訳されるでしょうか。明晰かつ的確な表現だなと感じました。この表現どこかで使おう。