いよいよ。

明日、大分に向けて出発します。
自宅から約6時間かかるみたいです。
長旅は慣れているし、しかも時差もないのでかなり楽な旅になるかと思われます。
平日だし、昼だし、自由席で行く予定です。

大学に入る直前に、鹿児島に行ったことがあるんですが、それ以来7年ぶりの九州上陸です。
近畿圏を出ること自体久しぶりなので、少しわくわくします。(今年7月、父に会いに岡山に行ったきり近畿圏出ていません。日常の活動範囲は、大阪京都兵庫と広いんですが。)
しっかりがんばってきます。

そんなわけで、昨日は、指導教官の授業があったんですが、なぜか受講者がたくさん休んだので(ちなみに出席者3名)、フランスの哲学者のビデオを見ようということになり、ジャン=リュック・ナンシージャック・デリダとの出会いについて語っているビデオを見ました。
ナンシーのフランス語は非常に聞き取りやすく、(ストラスブールで彼の講演会を聞きに行った時も、非常に聞き取りやすかったです。ただ内容は本当に意味不明でしたが。)先生の「はい、今ナンシーなんと言ってました?日本語に訳してください」といういきなりのキラーパスにも対応できました。

授業後は、研究室の後輩と昼食をともに食べ、一緒に生協書籍部に行きました。
すると、フランス語図書セールなるものが開催されており、二人で本を漁りまくりました。
概していいのはなかったんですが、一冊だけ、アンリ・グイエというデカルト研究者が書いた、『「方法序説」に関する試論・形而上学と道徳』という本を見つけ、値段を見ると4200円となっており、しかも元の値段は45ユーロと書いてあったのでかなりお得だと思い、買いました
他にも、中央公論新社より最近シリーズで出ている『哲学の歴史』第5巻デカルト革命というのが発売されており、これも買いました。
日本を代表するデカルト研究者、パスカル研究者が執筆しており、かなりおもしろそうです。

思えば、卒論でデカルトを主題にして書いて提出して以来、あんまりデカルトの著作やその研究書などを読んでなかったので、これを機会にもう一度読んでみようと思います。再読すれば、数年前にわからなかったこともわかるだろうし、新たな道筋を示してくれるかもしれないし。そして何より、学部4年の頃よりかはフランス語読解能力も上達したので、量も読めるかなと思います。

書籍部から帰ってきてから、数時間ほど研究室で勉強し、フェンシングの練習へ。
さっぱり体が動かずでした。ただ、うれしいことが一つありました。
僕より学年が一つ下だったI君が練習に来ており、フルーレのファイティングをしました。
僕が4年の時リーグで対戦して以来4年ぶりでした。(ちなみにその時フルーレでは勝ったんですが、エペでは3点ほどまくられました。)
今回は、5-4で負けてしまったんですが、勝ち負けよりも、かつての対戦相手と再び剣を交えることができたのが本当にうれしかったです。
しかし、どちらも昔のフェンシングなので、振込み合戦になっていましたが。

………………………………………
今日は、サウナに行き、体をしっかり温めて、ほぐしてきました。
体調は良い感じです。
これから用意します。
忘れ物の無いようにしたいところです。

それでは。