さらば友よまたこの場所で会おう。

今日はマイソウルメイトのK氏がアメリカ留学に旅立つので、空港(伊丹)まで見送りへ。
今から4年前、修士課程に入学してすぐ、研究室の歓迎会で話したのが我々の友情の始まりである。その後、同じ講義を受講したり、勉強の合間に研究室でお茶を飲みながら雑談したり、あるいは夜の京都でお酒を飲みながら時に熱く議論をしたり、僕の下宿で、あるいはとある人の下宿にともにおしかけて下らない話しをしたり。

彼は僕にとって大学院でもっとも信頼ができる友人であり、かつ共に学問を志す同志であった。そして彼の学問に対する真摯で厳格な姿勢を僕は常に尊敬し、またその極めて学究的な姿を間近で見ながら、僕は彼のようになりたいと思っていた。
自分の最大の友人であり同志であり、また目標でもあったK氏がその活躍の場をアメリカに移し、旅立つことは僕にとって非常に嬉しいことではあるがさみしさもある。いや、むしろさみしさの方が多いかも知れない。
彼が旅だった今、僕が友として、同志として彼に出来ることは、彼の健康と安全と留学が実りのあるものになるように祈ることなのだと僕は考える。
日本とアメリカ。距離的な隔たりはあるものの、僕の祈りがどうぞ彼に届きますように。
そして我々の友情が、距離は離れていても、今まで以上に堅固で永遠的なものとなりますように。