1が並んだ日

はいどうも。

今日は1が3つも並んだ日でした。
だからってなんてことはない。ありふれた日常。

朝から部屋でこもって日本で買った岩田靖夫著『よく生きる』ちくま新書を読む。
せっかくだから音読する。
自分が卒論で取り扱ったテーマとよく似ており、また、その中でもう少し論じたかったことが平明な言葉で書かれており大変読みやすい。(まだ読破していないが)

まーまだまだ20を3歳ばかりすぎたワカゾーが「充実した生とは何か」とか「ただ生きるのではなく善く生きることが重要」とかえらそうにいってると「ワカゾーのくせに何が分かるんだ?」という声が聞こえてきそうですが、それは実際そのとおりで、本当にそんなものはっきり言って分からないし、まだまだ知識も経験も足りないです。

確かに、読書という体験を通して上記の問いの答えが分かったとしてもそれは人の意見を鵜呑みにしてるだけであって、むしろ大事なのはそれにくわえて、自己の思考体験や自己の生の実践の中でその答えを見出していくことのように思われます。したがってその問いの答えを見出すのは時間もかかるしエネルギーもかかると思っております。

さて、上の問いの答えが分からなくても、その答えを見つける途中であっても、今の僕にとって一つだけできるのは知識や経験が足りないということを知ること、もっといえば「自己が、まだまだ弱く、卑小な存在であるということを認識すること」だと思います。

このような簡単に言えば「ちっぽけな僕」にいま何ができるのだろうか。

当分の間このことを考えながら生きて行こうと思います。