師走

早いものでもう12月。
時が加速しているかのごとく経っていく。

ストラスブールはイルミネーションによって飾られ、またクリスマスマーケットも始まり、クリスマス迎える準備は完全に整っているようだ。

今日はまだ受け取っていない滞在許可書の件で朝早くから県庁に行ってきた。
(今月、日本に帰国する際、滞在許可書がなければ厄介なことになるので)
行政関連の言葉がわからなかったり、パニックになってしまったら困るので、モナミニコラについていってもらう。

県庁が開く10分前に県庁についたのだが、そこにはすごい人盛り。
それをみたニコラは「フランス人は馬鹿です」といきなり日本語で発する。
「そんなことはない」と言っておいた。

発券機でチケットをもらい自分の来る順番を待つ。

30分・・・・・・。まだまだ序の口。
1時間・・・・・・。まだまだいける。ニコラに猫の絵をかく。
一時間半・・・・・。そろそろ退屈。寮の隣人のジュリアン発見。挨拶をする。彼も滞在許可書をもらいにきたがあまりにも人が多いのでまた来るといって出て行く。
2時間・・・・・・。キターーーー。

ついに自分の順番が来て自分の滞在許可書ができてるかどうか尋ねてみる。
係員「NON」
自分「ちょっと日本にかえらなあかんのではやく欲しいんですけど」
係員「ちょっと待っててください」
数分後
彼が封筒を持ってくる。その中に自分が提出した書類が入っていた。
しかもおそらく手付かずの状態で。
係員「健康診断は受けましたか?」
自分「はい」
係員「いつ?」
自分「10月24日」
係員「わかりました」
で、健康診断の証明書をコピーしてくれる。

係員「来週の8日に取りに来てください。55ユーロの収入印紙をもって」
自分「ということは来週の8日にもらえるということですか?」
係員「はい」
自分「それはそれはどうも。ありがとうございます。ほなさようなら」

そんなわけで、来週には滞在許可書がおそらくもらえるはず・・・・。

手続きが終了したあと、ニコラにお礼の言葉を述べる。

その後帰宅。

ニコラ
本当にありがとう。
貴君が日本にお越しの際は、わたくし、あなたの目的地がどこであろうと、どこまでもついていく所存でございます。