待たせるのも待つのも好きな国だ

本当にフランスというのは、待たせるのが好きな国です。
それ以上に、人も待つのが好きなのでしょうか。

フランスにきて約3ヶ月、いろんなところで待ちました。
(銀行、学校への登録手続きその他)
しかも2時間3時間待ちは当たり前。
なんかのアトラクションじゃないんやからそんなまたんでもええやんといいたくなるぐらい
よく待ちました。

その間、何にもしないのはあまりにもったいないので、暇つぶしを色々してるんですが
最近はまっているのは、

「人が話してるフランス語を大阪弁に訳す。」

です。
たとえば

BONJOUR CA VA? 「まいど、どないでっか?」
BONJOUR PAS MAL, ET TOI? 「ぼちぼちやな、じぶんはどない?」
MOI CA VA. 「わしは元気やで。」

とか・・・・。フランスにいながら泉州にいる気分になれます。

ほかにも、マダムたちの会話を聞きながら大阪弁に訳してみるととても楽しいです。

はい。

そんなわけで、さっきまでニコラ(日本語を勉強する学生)のところで茶を飲みながら日本語、フランス語で話してたんですが、彼に今日、「あえいうえおあお、かけきくけこかこ・・・・」を教えてみました。
これはARTICULATIONのための練習だといってやらせてみるといとも簡単にやってくれました。
特に「はへひふへほはほ」。完璧に発音してくれました。
あと、「大阪弁」も少し教えてみました。
「しんどいねん」とか「ねむいねん」とか。

少しずつ、ニコラの日本語が大阪弁になってしまうな。
まーいいか。