師の教え。

読書会で八月はじめからずっととある本を読んでいるんですが、遅々として進みません。
一回で大体15ページくらいを目安に読んでいるんですが、なんやかんやと議論したり、研究室にある事典を引っ張り出して関連項目を調べていたら7ページくらいしか進まなかったりで、夏休み中に読了するのは難しそうです。

とにかく、フランス語のテクストを、辞書を引いて適切な訳語を検討しつつ、一字一句丁寧に訳すことは、大変な作業なんですが、取り組み甲斐のある作業でして、その魅力に取り付かれてもうかれこれ6〜7年経とうとしております。

学部の時の恩師が、「フランス語のテクストに真摯な姿勢でむかいなさい」という言葉をおっしゃっていたんですが、当時は、その言葉の意味することがぶっちゃけよくわからなかったんですが、おそらく、それが意味するのは、上に書いたことを実践することなのではないかなと今になって思っています。

まーとにかく歩みは遅くとも、しっかりしっかり読んで、自分の知を深めることに専念したいと思います。