楽しむということ。

最近、修論で引きこもりがちなので、せめて週末は発散と健康維持のためにフェンシングをしています。だいたい週1回やってるとなんとなく昔の感覚が戻ってきたような気がします。
まー技術や体力は明らかに落ちてるんですが。
それでも、やってると夢中になってきて、負けたら悔しいし、勝ったらうれしいし。
関西の女王とファイティングをするのですが、やっぱり強いです。アタックが速くて、ついていけません。でも次の週末は必ず勝ってやろうと思います。

このブログをご覧の関学フェンシング部OBOGの皆様。
ぜひ週末は体育館体操場へお越し下さい。熱く戦いましょう。

そんなわけで、昨日は関学に行き、大学院のフランス語の講読授業を受けてきました。今回から東大教養学部が作ったフランス語教材を読むことになりました。昨日読んだテクストはラ・ロシュフーコーという17世紀のモラリストの『箴言集』という作品の中におさめられている「恋と人生について」。
昨日の翻訳担当者は僕でした。先生を含めて4人で内容はもちろん、文法的な事柄まで色々議論しながら、非常に楽しく輪読していきました。ひとつの作品を、丹念に読み込むこの真摯な姿勢こそが文学研究にもっとも大切で、作品を読むことにより生じた疑問や感想をみんなで語ることこそが文学研究の醍醐味なのではないかなと思いました。
来週はル・クレジオを読みます。僕にとっては未知の領域です。